令和4年度 学位記伝達式が実施されました リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 3/25/2023 2023年3月25日に学位記伝達式(卒業式)が実施され、遠田研からは12名の学生が卒業してゆきました。これからは社会人として、あるいは大学院生として、それぞれ次のステップに進んでゆきますが、研究室で過ごした2年間(+α)の経験はきっとみなさんの人生を支えてくれるものとなると思います。ご活躍を期待しております! リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
里山に学び,調和をデザインする - 2/14/2024 依頼されて書いたある原稿の内容が,現時点での研究室の考え方として整理されていると思いましたので,以下に転載します.自分自身のマニフェストとしての意味合いが強いですが,研究室選びの参考などにもなるかと思います. (1) これまでの経歴について 1999年,早稲田大学理工学部建築学科に入学しました.2009年に同大学大学院理工学研究科建築工学専攻博士後期課程を修了し,博士(建築学)の学位を受けました.学生時代は,建築計画におけるICT・IoT(情報通信技術)の利活用に関する研究を中心に,人間工学や環境心理,防災といった幅広い分野の研究テーマに携わりました.早稲田大学での助手,東京理科大学での助教という職を経て,2015年4月より現職に着任しました. 東日本大震災をきっかけに都市に暮らすことに疑問を持ち,2019年には千葉外房の里山に移住しました.これからの日本人はどう暮らすべきかを考えながら,その時々で気がついたことをSNS上の「 諧○亭日記 」で不定期に連載しています. (2) 紹介したい研究やプロジェクト、作品などの概要 2019年に竣工した自邸「諧○亭」のプロジェクトです.このプロジェクトは,客観的には一軒の家づくりでしかありませんが,これは当時,私たちが考えた「これからの日本人の暮らし」とはどうあるべきか,その器としての住居はどのようでなければならないか,自然環境との関わりはどうあるのが望ましいのか,ということを考え抜いた先にたどり着いたひとつの答えでもあります.水田と山林に囲まれた里山を敷地とすること,平屋でありながら高床であること,施工精度が高く作られた構造躯体と住み手自身が施工した居室とが混在すること,などを空間が持つカタ,つまりモデルとして設定し,そこに方位や地形,材料やコストなどの現実的な要素を当てはめて具体的な住居としてカタチにしました.建物自体のカタチの奇抜さに対してではなく,そこで暮らすこと自体の面白さや多様性,可変性,柔軟性,永続性といったことに重点を置いて計画しました. (3) その研究やプロジェクト,作品などに関する問題意識,また,どんな点に魅力や面白さ,将来性,社会性などを感じているか 東日本大震災の際に私自身が帰宅困難者となり,その後の計画停電や生活必需品の不足といった状況に置かれたことで,都市環境がもつ危うさやもろさに気づかされたこと... 続きを読む
遠田研究室 第5回 大同窓会を開催しました - 6/27/2022 2022年6月26日(日)に皇居脇のカフェ「A LA TIENNE」で遠田研究室 第5回 大同窓会を実施しました.コロナ禍なのでマスク会食となりましたが,37名の出席者で賑やかに執り行われました. OBOGたちの中には,午前中に開催された「第8回 まるっと東京★クイズラリー」にも参加していただき,旧交を温めていただきました.その流れで会場へと集合し,夕方から開催された大同窓会では,卒業生と在学生との交流を深める場となりました.在学生は卒業生たちと名刺交換しながら,今後の進路について具体的なアドバイスを聞けたことだろうと思います. 例年,大同窓会は秋頃に開催していましたが,年末はみなさん忙しくなりつつありますので,今年から6月の最終日曜日に実施することとしました.来年も同じ時期に開催することになると思いますので,卒業生のみなさまはスケジュールを空けておいてくださいね. 続きを読む
遠田研究室 第6回 大同窓会を開催しました - 6/25/2023 2023年6月25日(日)に都内のカフェ「GOOD MORNING CAFE 錦町」で遠田研究室 第6回 大同窓会を実施しました。ほぼほぼコロナ禍も明けて、久しぶりの素顔での会食となりました。6月開催もだいぶ定着してきたのか、48名という大勢の出席者で賑やかに執り行われました。 大同窓会は卒業生と在学生とが交流を深める場となるように企画されていますが、3年生たちは就職やインターンの話を卒業生に聞いて自分たち自身の活動の糧にすることも目的としています。前期の間に学修した黄金比レイアウトを駆使して作成した名刺をつかって自己紹介しながら、今後の進路や卒業研究などについて具体的なアドバイスを聞けたことだろうと思います。 来年も同じ時期に開催しますので、卒業生のみなさんは今年もスケジュールを空けておいてくださいね。 続きを読む