2025年1月23日(木)~1月25日(土)にわたって本学39号館1階にて開催された卒業研究成果展において、研究室所属の4年生13名が無事に出展を終えました。私たちの研究室は今年からはじめて卒業研究を二人組で取り組むこととなりました。 今年度の卒業研究テーマは以下の通りです。 雨宮慧達,田邉竜也: 没頭作業が脳活動の安定性と自己効力感に対して及ぼす影響 川口怜夫,北村真南: 器の縁における歪みが印象に及ぼす影響 諏訪真寿,山城将吾: 生活空間における照明の当て方と壁面の素材が人間に与える心理的影響 中野峻太郎,山﨑星: 単純手作業時の没頭状態が人間の脳活動に与える影響 中村澪斗,平塚雄大: Zipf の法則に基づいた植栽の配置が執務者の心理・生理反応に及ぼす影響 長嶋陽希,平野春香: カフェ空間において内装の素材感が人間の過ごし方に及ぼす影響 今年の4年生たちは、3年生として配属されたときから「里山に学び,調和をデザインする」をテーマとして活動してきたはじめてのメンバーになります。テーマの端境期を超えて、いよいよ里山と人間との関係に着目した研究領域に軸足が移った最初の年の卒業研究は、研究室内に先行研究がほとんどないような状況の中であるにも関わらず、皆それぞれの創意工夫のなかでよく取り組んでくれたと思います。成果展の展示作品も、建築模型が出るようになってきました。より研究室の方向性が明確になり、それが対外的にもアピールできるようになってきたことが実感された成果展となりました。